2005年10月アーカイブ

■腹立たしく、抗議の気持ちでいっぱい

 先週の金曜日夕刻、衆議院厚生労働委員会において障害者自立支援法案が原案通り与党の賛成多数で可決されました。そして、本日(2005年10月31日)の午後一時からの衆議院本会議において成立をみました。ふり返れば、直接のきっかけとなったのが昨年一月の、厚労省による「介護保険と障害保健福祉施策との統合」方針の発表でした。以来、一年10ヵ月にわたって長いあいだ運動が続けられました。今年の5月12日には6,600人が、7月5日には11,000人の関係者が東京・日比谷公園に集いました。とくに7月5日には、わが国の障害分野史上初の「11,000人国会デモ」が行なわれました。また、地方においてもかつてない運動の盛り上がりがみられました。ほとんどの都道府県で独自の取り組みが企画され、わけても団体を超えての連携は目を見張るものがありました。
 昨日(10月11日)の衆議院本会議において、郵政民営化関連法案が与党の多数で可決ということになった。与党の圧倒的な多数にある国会であり、可決されることそのものはまさに予定通りということになろう。参議院送付後も驚くような展開にはなりそうにない。ただ、どうみても釈然としないことがある。全く同じ内容の法案が二ヶ月前には15票差で、それが今回は200票差になってしまったことである。郵政問題の信任投票といわれた先の衆議院選挙においても、与党が得票の過半数を制したわけではなかった。もし信任投票だとしたら否決ということになったはずだ。選挙制度のマジックとはいえ、同じ政策テーマがたったの二ヶ月であれほどの票差の変化を遂げたり、民意が過半数に至らなくても堂々と可決されるというのはおかしい話だ。

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